やっとホームスパン再開です!!数ヶ月ぶりに電車に乗りました!!

緊急事態宣言が解除されたので、ホームスパンの教室が始まりました。3月の中旬から織り始めたマフラーがやっと仕上がりました。
「羊さんの毛を洗って、染色して、毛をほぐして、カーディング(繊維の流れを一定方向に整えること)し、紡毛機で紡いで、織り機で織る」という工程をちまちまとこなして作品ができます。
織り上がってからも、仕上げの工程があります。糸が切れたところを補修し、房を作り、縮絨し、最後にアイロン仕上げをしてやっと完成です。縮絨(しゅくじゅう)というのは、モノゲン液の中にマフラーを浸して揉んでいき、ギュッと押しつかむようにして圧力をかけます。毛羽立たせるというのか、繊維を絡ませるというのか、この縮絨の感覚が未だに難しくわかりません。例えばセーターを洗濯機で洗ってしまい縮ませたらかたくなって、なかなか元に戻らないですよね。縮絨も同じでやりすぎるとマフラーのフワフワ感がなくなり失敗作となります。最後の仕上げまで気を抜けません。

次回、工房で縮絨をします。糸の補修と房を作ったところのマフラーです。いたってシンプルな織り方なので色合わせだけがポイントかなと思います。完成が楽しみです。

ずっと家にいたのに次回作の糸ができてなくてあたふたしています。次回作はオレンジとグリーンのチェックです。頑張って糸を紡いでいます。

 

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工房の先生の先生が書かれた本です。ホームスパンのバイブルです。

 

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今はもう廃版でなかなか手に入らないようです。