「ロコレ」に掲載されていたヒョンビンssiの成長の軌跡!!その1

ロコレとは、韓流エンタメ誌「愛してる!!韓流ドラマ」から発展したウエッブサイトの愛称です。

LOVE KOREAからロゴを合わせている。

「愛の不時着」の人気により、ヒョンビンssiの人気もすごいことになっている。ドラマ視聴以降ヒョンビン沼にハマった私としては、「なぜ?なぜに?」と問いかけてしまう。アラ還の今まで誰かの熱烈なファンになったこともなかった私が、韓国ドラマの俳優さんにハマるなんて・・・韓国ドラマを観ても一時的に素敵だと思っても次のドラマを観たら忘れてしまう。韓国の俳優さんて名前がよく似ているので全く覚えられない。

なぜにこんなにときめいてしまうのかを考えてみた。顔天才と言われるほどのイケメン、高身長、抜群なスタイルなどの外見はもちろんだけど、内面的な部分に惹かれるところが多いように思う。このロコレに掲載されていたヒョンビンssiの成長の軌跡に、その内面的な魅力が満載!!

 

輝かしいヒョンビンの真実 ① 「ドラマ『アイルランド』」

輝かしいヒョンビンの真実 ② 「苦しい時期を乗り越えて」

輝かしいヒョンビンの真実 ③ 「彼の選択は間違っていない」

輝かしいヒョンビンの真実 ④ 「誠実な価値観」

輝かしいヒョンビンの真実 ⑤ 「主演俳優としての重みを備えた」

輝かしいヒョンビンの真実 ⑥ 「挑戦したことを後悔しない」

輝かしいヒョンビンの真実 ⑦ 「海兵隊に入隊」

なぜヒョンビンを語ると高揚するのか ① 「目的意識が他の人と違う」

なぜヒョンビンを語ると高揚するのか ② 「経験を積むことが大事」

なぜヒョンビンを語ると高揚するのか ③ 「斬新な国王の姿に扮した」

なぜヒョンビンを語ると高揚するのか ④ 「研ぎ澄まされた演技力と存在感」

なぜヒョンビンを語ると高揚するのか ⑤ 「兵役を通して学んだこと」

なぜヒョンビンを語ると高揚するのか ⑥ 「新しい演技の発見」

なぜヒョンビンを語ると高揚するのか ⑦ 「『愛の不時着』でどう演じたのか」

なぜヒョンビンを語ると高揚するのか ⑧ 「俳優人生を変えた『愛の不時着』!」

という項目でヒョンビンssiの魅力が紹介されていた。

 

輝かしいヒョンビンの真実 ① 「ドラマ『アイルランド』」から

 アイルランド』の視聴率は高くなかったが、ヒョンビンを含む俳優たちの繊細な演技が多くの熱狂的ファンを生んだ。このドラマでヒョンビンは、新人らしからぬ落ち着きで、相手の先輩女優イ・ナヨンと息の合った演技を見せた。ヒョンビンは初めての主演だったが、監督、脚本家、先輩俳優たちから様々なことを学んだという。それは彼にとって大きな財産になった。
2004年、年末のMBC演技大賞でヒョンビンが登場したときの歓声は、他のどの男優よりも大きかった。
それは、あまりに対照的な光景だった。『アイルランド』の制作発表会のときにヒョンビンはほとんど注目されず、質問を一つも受けなかった。まさか彼がこのドラマでトップ俳優になるとは誰も思わなかったのである。しかし、たった一つのドラマでヒョンビンは見違える存在感を見せた。『アイルランド』によって彼は名実共に主役級の俳優として認めてもらえるようになった。

アイルランド」視聴したが、ヒョンビンssiの新人らしからぬ落ち着いた演技が光っていた。内容は若者のダブル不倫(?)を描いたもの。不思議な雰囲気でなかなか理解できないドラマだが若いヒョンビンssiの初々しい可愛さが見られる。

 

輝かしいヒョンビンの真実 ② 「苦しい時期を乗り越えて」から

 私の名前はキム・サムスン』は大成功だったが、そこで演じた御曹司のイメージをそのまま延長した映画『百万長者の初恋』は興行で惨敗し、ヒョンビンはしばらく活動を休むことになった。
その後、久しぶりにドラマ『雪の女王』(2006年)で彼は帰ってきた。ただし、ヒョンビンの演技は好評だったものの、粗いストーリーと相手役の女優ソン・ユリの演技が不評で、視聴率がよくなかったし、視聴者からの評価も厳しかった。
「このドラマから得られたのは、ロケ地の美しい景色とヒョンビンの演技だけ」
ヒョンビンにとって、そう言われたのがわずかに救いだったが、主役として責任を感じないわけにはいかなかった。この作品以後、ヒョンビンは再び水面下に潜り込んだ。
結局、2005年の『サムスン』以後の作品は、どれも高い評価を得られていない。これは、ヒョンビンにとって大きな精神的負担になった。
あるインタビューで彼が「大衆から忘れられてしまうのが何よりも怖い」と吐露したほどだから、その苦しみは相当に深い。

 2005年の「私の名前はキム・サムスン」のメガヒット後、2010~2011年の「シークレットガーデン」のメガヒットまでの作品はあまりパッとしなかったようだ。あるインタビューで「シークレットガーデン」のジュウォン(ヒョンビン)は、それまでの作品があったからこそ生まれたものだというようなことを言っていた。メガヒットの人気もシンドロームとして捉え、一時的な人気であってずっと続くわけではないと冷静に分析していた。

 

輝かしいヒョンビンの真実 ③ 「彼の選択は間違っていない」から

その中でヒョンビンを見ていると、俳優として特別な何かを持っているような気がする。それは、単純に彼が持っているイメージによるものではない。何よりも、彼はマスコミへの露出をコントロールする賢明さを持っている。露出が多いと、その分だけ大衆の興味も薄くなる。実際、ヒョンビンはある程度の露出はするが、トークショーやバラエティ―番組で消耗しないことによって俳優としての位置を固めている。
もちろん、どのような基準を持ってどんな作品を選ぶかは俳優の個性だ。けれど、ヒョンビンが出演したすべての作品がいつも成功しているわけではないのに、今も安定した位置を守っていられるのを見ると、彼の選択が間違っていないことがわかる。
他の俳優なら前作が失敗すると、長い間活動できなかったり忘れられてしまったりするのに、ヒョンビンはたとえ十分な結果が出なかったとしても、ファンから変わらぬ愛情を受けている。多くの監督や作家も、一緒に作品を作りたい俳優だと彼を高く評価しているのだ。
それでも、ヒョンビンは慎重だ。どんな姿を見せてくれるかという好奇心の余地を残していれば、俳優はそれだけで半分は成功したのと同じである、ということを知っている。そのため、ファンや監督、脚本家たちが今までのヒョンビンではなく、これからのヒョンビンにもっと期待する。

ヒョンビンssiは、どんなことが起ころうともブレることなく一本筋が通っているように思う。だからどんな選択をしてもそれが真実であり、ファンもファンであり続けられる。

 

輝かしいヒョンビンの真実 ④ 「誠実な価値観」から

 韓国では当たり前のことなのだが、ヒョンビンの家族愛は強い。
「いつからか知りませんが、自分よりも家族を先に考えるようになりました。俳優として活動している過程でも、いつも家族を思っています。もっと勉強をしようと思ったのもそうです。後に私にも子供ができて、その子が父の学歴を話すとき、少しでも誇りに思ってくれたらいいなと思いました」
真面目すぎるとも言えるほど誠実な価値観だ。ヒョンビンはこのような価値観を俳優としての行動指針に生かしている。
彼が俳優としてどれほど生き方に集中しているかを物語る逸話がある。
俳優という仕事は、大衆の人気に大きく左右されるだけに、得るものも多いが諦めなければならないものも多い。

「私は、同じ年頃の人たちと一緒に楽しめないことが多いのが残念です。気軽にクラブに行ったこともないんですよ。あるとき、若者が多く集まる繁華街で撮影したことがあります。帽子やアクセサリーを売っている屋台などを見ながら、急にブラブラと歩きたくなりました。悩んだ後、車から降りて歩いてみましたが、誰も私を気にしていないのに、まるで裸で歩いているような気がしました。道を歩くにも勇気が必要だということを知りました」
人間なら誰もが周りの人に気を使うことなく自由に行動したがるものだ。しかし、ヒョンビンにはそれができない。人気スターの宿命なのである。

家族愛が強いヒョンビンssi、40歳くらいには結婚したいという願望があるようで、ファンとしては複雑である。「愛の不時着」で共演したソン・イェジンと噂はあるが本人や事務所は否定しているが、ドラマのメイキングで見せる二人の仲睦まじい姿は恋人同士って感じがする。ハラハラドキドキである。

 

輝かしいヒョンビンの真実 ⑤ 「主演俳優としての重みを備えた」から

 アイルランド』で俳優としての存在感を認められたヒョンビンは、『彼らが生きる世界』によって名実共に主演俳優としての重みを備えた。

 ヒョンビンの演技は始めから好評だった。しかし、それはヒョンビン個人への好評であって、ドラマ全体への評価ではなかった。彼にはまだ主役としてドラマを導いていく力は見られなかった。
主役の義務は自分が担ったキャラクターをドラマのリード役にすることだ。相手役だけではなく、主人公と関係を持っているすべてのキャラクターを導かなければならない。しかも、相手の俳優が十分な働きを果たしていない場合にはそれをカバーしなければならない。

この点で、『彼らが生きる世界』のヒョンビンは、前半部分で責務を十分に果たしたとはいえなかった。彼にはまだ戸惑いがあるように思えた。しかし、中盤以降にヒョンビンの演技は見違えるようになり、彼が劇中での存在感を拡大していくにつれて、ソン・へギョの演技もよくなった。
ヒョンビンとソン・ヘギョは、劇中ではテレビ局のドラマ監督と作家で、さらに恋人同士の役を演じた。一見華麗に見えるが、2人とも深い心の傷を負っていて、その傷によって互いにコンプレックスを感じていた。
実際、立体的なキャラクターが交差する繊細で複雑なドラマだった。その主役を担うには、短時間の準備や並みの演技力では難しい。ヒョンビンにはそれを演じられるだけの能力が備えられていたが、ソン・へギョはまだそこに至らなかった。
当然、放送して間もないときは2人の息が合わず、見ている人もハラハラしていた。しかし、徐々に2人の関係が完成されていったのには、ヒョンビンの力が大きかった。もちろん、ソン・へギョも努力しただろうが、ヒョンビンの演技が彼女に集中できる機会とエネルギーを与えたのである。

このドラマの後、ヒョンビンとソン・ヘギョは約2年間交際したようだ。ソン・ヘギョのことはあまり知らないが、2人は似合わない。分かれて正解!!なんておせっかいなことを思う。

 

輝かしいヒョンビンの真実 ⑥ 「挑戦したことを後悔しない」から

 ヒョンビンは、『彼らが生きる世界』の放送後、「いい先生と学友に巡り会い、二度と聞けない授業を受けて、学生に戻った気分だった」と語っていた。
シナリオを書いた脚本家のノ・ヒギョンもこう語る。
ヒョンビンという俳優の可能性を信じた。彼の演技に120%満足する」
それほどヒョンビンは自分の役を見事に演じた。
その後、映画『友へ/チング』がドラマ化されると発表されたとき、多くの人が関心を持ったのは、映画でチャン・ドンゴンが演じたドンスの役を誰が担うだろうかということだった。そして、ヒョンビンがキャスティングされたことを知らされると、特に映画『友へ/チング』が好きな人たちは憂いを示した。ヒョンビンのジェントルなイメージは、荒くて強いカリスマを持っているドンスに似合わない、と思ったからだ。
それに、映画でチャン・ドンゴンの演技があまりに印象的だったことも、新しくドンスを演じるヒョンビンには大きなプレッシャーだった。

けれど、ヒョンビンは自信を見せた。
「最初から、チャン・ドンゴン先輩と比べられると予想していました。そのため反対する人も多かったのですが、それを知った上で挑戦しました。撮影しながら1回も後悔したことはありません」
ヒョンビンがこのドラマを準備しながら見せた努力は、驚くものだった。映画版でのチャン・ドンゴンの演技に影響されることを避けるため、なんと最初は映画版を見ないようにしたのだが、そのうち考えが変わり、「受け入れる必要のあるものは受け入れよう」と決心した。そして、1日に4回も5回も映画版を見て、チャン・ドンゴンの演技を分析した。
釜山を舞台としている作品だけに、自然な釜山訛りが話せるように練習も怠らなかった。役に似合う声を出すために、一度やめたタバコも吸い始めた。

ドラマ「チング~愛と友情の絆~」は、まわりの反対を押し切り出演したヒョンビンssiの挑戦だったようだ。視聴率こそ振るわなかったけど、感動的でいつまでも心に残る私の中では上位にくるドラマ。ブレない選択!!

 

輝かしいヒョンビンの真実 ⑦ 「海兵隊に入隊」から

2010年にヒョンビンは、『私の名前はキム・サムスン』と同じように財閥の御曹司に扮した『シークレット・ガーデン』に主演して、ハ・ジウォンと共演した。
このドラマは大ヒットしたが、主役の男女の身体が入れ替わるという特異なストーリーの中で、女性の仕種を見事に演じきったヒョンビンの評価はさらに高まった。
次はどんな作品で楽しませてくれるのか。
そう期待していたファンが驚いたのは、ヒョンビンが志願して2011年3月に海兵隊に入隊したことだった。
海兵隊は軍隊の中で一番訓練が厳しいことで有名だ。いくら兵役だったとはいえ、ヒョンビンが自ら過酷な環境に進んだことは意外だった。
しかし、ヒョンビンにしてみれば、意外でもなんでもなかった。
「自分の内面を探せる時間は貴重だと思います」
ヒョンビン海兵隊に入ってこう語っている。新しい自分を見つけるために、彼はあえて厳しい状況に自分を放り出そうとしたのだ。勇気がある俳優だ。

 除隊して芸能界に復帰したヒョンビンは、2014年に『王の涙-イ・サンの決断-』に主演した。この映画でヒョンビンは逞しい国王像を作り上げた。何よりも、弓を引くときの背中の筋骨隆々ぶりがまぶしかった。
海兵隊の厳しい訓練をやり遂げたことで、ヒョンビンは自分の俳優人生に「強さ」という新しいキャリアを加えたのである。

海兵隊での経験が、後の作品に大きな影響を与えているのは言うまでもない。ヒョンビンssi自身も俳優としての自分を高めるために志願したと思う。除隊の時のあいさつで、「本当に演技がしたかった」と涙ぐむ姿は心を打たれる。今までの作品や海兵隊での経験が全て「愛の不時着」に通じているような気がする。それくらい「愛の不時着」は完成度の高い作品だと思う。

 

長々とつたない文章にお付き合いいただきありがとうございました。その2に続く!!